こんにちは!賢太です。
近年、海外旅行に必要な手続きが少しずつ変わってきています。その中でも「イギリスに行くにはETAが必要らしい」という情報を耳にした方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「ETAって何?」「自分も対象?」「どうやって申請するの?」といった疑問を解決しながら、初めてでも安心して準備できるように、やさしく丁寧に解説していきます。
「地球の歩き方 イギリス」の紹介

初めてのイギリス旅行なら、「地球の歩き方 イギリス」はぜひ一冊手元に置いておきたいガイドブックです。
定番の観光地からローカルな街まで幅広くカバーしていて、歴史や文化、食事事情なども丁寧に解説されています。地図や交通情報も充実しているので、現地での移動や観光の計画にも役立ちます。特にロンドン以外の地方都市を訪れる方にとっては、インターネットだけでは拾いきれない情報が得られるのが大きな魅力です。
紙でも電子版でも、旅のお供にぴったりの一冊です。
① イギリスETAってなに?
ETA(Electronic Travel Authorisation)は、イギリス政府が導入した電子渡航認証制度です。アメリカのESTAやカナダのeTAと同様、出発前にオンラインで渡航認証を受けておく必要があります。
2024年から段階的に導入されており、日本人に対しても2025年1月8日以降は取得が義務付けられました。
② なぜETAが必要なの?ビザとの違いは?
ETAは、不法入国の防止や入国審査の円滑化を目的として導入されました。事前に渡航者の情報を把握することで、セキュリティ強化にもつながります。
なおビザとは別物で、申請の手間などは圧倒的に少ないです。しかし、90日以内の短期渡航(観光・出張・短期留学など)でも、ビザが不要な場合にもETAが必要になります。ビザの有無だけで判断しないよう注意しましょう。
③ 誰が対象?いつから必要になる?
ETAの対象は、ビザ免除プログラムに基づいてイギリスへ渡航するすべての国籍の人が順次追加されています。日本人についても、2025年1月8日以降にイギリスへ入国する場合、ETAの取得が必要になりました。
また、イギリスが乗り継ぎ(トランジット)地点であっても、基本的にはETAが必要になります。絶対に忘れないように申請しておきましょう。
なお、学生ビザや就労ビザ等でイギリスに渡航する場合にはETAは必要ないケースが多いです。不安な方は、以下のサイトから自分で確認してみてください。
④ ETA申請に必要なものと基本的な流れ
まず、ETAの申請には事前に以下のものが必要になります:
ETA申請に必要なもの
・パスポート
・申請者本人の顔写真
・支払い用クレジットカード
ETAの申請は、イギリス政府の公式サイトまたは専用アプリから行います。以下のようなステップで申請します:
ETA申請の簡単な手順
- オンライン申請フォームの記入
- パスポート情報や顔写真をアップロード
- クレジットカードで支払い(申請料:16ポンド)
- 数時間〜数日以内にメールで結果通知
申請自体はそこまで難しくありませんが、入力内容に誤りがあると申請が通らない可能性もあるため、慎重に確認しましょう。
⑤ ETA申請の注意点5つ
- 早めに申請を
出発直前の申請だと、万が一審査に時間がかかった場合に搭乗できない可能性もあります。最低でも1週間前には申請を済ませておくといいでしょう。 - パスポートの有効期限に注意
ETAはパスポートに紐づいているため、有効期限が残り少ないと却下されることもあります(必要条件は帰国日まで有効なもの)。 - 入力ミスは命取り
名前のスペル、番号、顔写真のサイズなどにミスがあると申請が無効になることがあります。 - 承認されても入国保証ではない
ETAはあくまで「渡航認証」であり、最終的な入国の可否は現地の入国審査官の判断に委ねられます。 - 偽サイトに注意
「ETA申請代行サイト」と称して高額な手数料を請求してくる偽サイトも存在します。必ず公式サイトから申請しましょう。
⑥ ETAを取得したら何ができるの?
ETAを取得すると、イギリスに6ヶ月以内の観光・出張・短期留学などで入国できるようになります。取得日から2年間有効なので、その期間内であれば複数回の渡航も可能です。
ただし、パスポートの有効期限がETAの有効期限より短い場合、パスポートが更新された時点で再申請が必要になります。
まとめ:イギリス旅行の準備にETAはマスト!
今後、イギリス旅行を検討している方にとって、ETAの取得は避けて通れないステップになります。
・早めの申請が安心
・必要書類や手順を事前に把握
・公式情報をこまめにチェック
この3つを意識して準備すれば、スムーズに渡航の準備ができます。事前に余裕を持って行動し、楽しいイギリス旅行をスタートさせましょう!
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