こんにちは!海外旅行マニアの賢太です。
初めて東南アジアや南国のリゾートに旅行するとなると、「服装ってどんな感じがいいんだろう?」と悩む人は多いと思います。確かに日本の夏も暑いですが、タイやベトナム、マレーシア、バリ島などの常夏エリアは気温だけでなく湿度も高くて、空気がまとわりつくような暑さ。さらに、スコールと呼ばれる急な雨が降ったり、冷房がガンガン効いている屋内との寒暖差があったりと、実際に行ってみると服装の難しさを感じる人も多いんです。
この記事では、そんな熱帯の国での旅行を快適に過ごすための服装について、具体的なアイテムや選び方を紹介していきます。観光、移動、室内、寺院見学など、シーン別の注意点も交えて解説していくので、これから常夏の国へ出かける方はぜひ参考にしてみてください。
まずは基本の服装スタイル。「通気性」と「軽さ」がポイント
まず前提として、熱帯の国ではとにかく“蒸し暑さ”との戦いになります。外を数分歩くだけで汗がにじむような気候なので、服選びは「涼しい」だけでなく、「乾きやすい」「動きやすい」も重要なポイントになります。
通気性の良い服(リネン・ドライ素材など)
コットンよりもリネンやポリエステル混紡など、通気性と速乾性のある素材が快適です。最近は「エアリズム」や「ドライEX」などの吸湿速乾系アイテムも増えているので、ユニクロやスポーツブランドで探すのもおすすめです。
薄手のTシャツやシャツ
汗をかいたあとのベタつきを抑えるためにも、ゆったりめで風が通るTシャツやリネンシャツは重宝します。日中はタンクトップでも過ごせますが、肩周りが日焼けしやすいので注意が必要です。
ハーフパンツ or ワンピース
下半身も軽快な服装が基本です。男性はハーフパンツ、女性はワンピースやスカートでもOK(仏教寺院等を訪れる場合は後述のような注意が必要)。
とにかく「軽くて動きやすい」ことが重要で。長時間の移動や観光地巡りでも疲れにくい服を選びましょう。
サンダル or 歩きやすいスニーカー
足元は迷いどころですが、歩く予定が多いならクッション性のあるスニーカーがおすすめです。ただし、ビーチや川遊び、突然の雨が気になるような地域では防水のサンダルやスポーツサンダルが便利です(こちらも、仏教寺院等を訪れる場合は注意です)。状況に合わせて、両方用意しておくのもアリです。
常夏旅行の意外な落とし穴:TPOに応じた服装を!
一言に熱帯地域の旅行とは言っても、実は単純な薄着だけでは済まない場合も。意外な落とし穴とその対策方法を以下にまとめておきましたので、しっかり準備しておきましょう!
屋内冷房対策を忘れずに|薄手の羽織りもの(カーディガン、UVパーカーなど)

東南アジアあるあるですが、カフェやショッピングモールの冷房が異様に強いんですよね。外は35度でも、室内は20度台前半、ということも珍しくありません。熱帯地域を旅行中に体調を崩す原因の1つが、この温度差です。
荷物にならずにサッと着られる薄手のカーディガンやUVパーカーがあると、室内の冷房対策にちょうどいいです。僕自身、タイのショッピングセンターで冷房に当たりすぎて軽く風邪をひいた経験があり、「次回から羽織りを絶対に持って行こう」と心に誓いました…。
寺院や宗教施設ではマナーある服装を|露出を避けるためのストールやロングスカート
観光で訪れる場所の中には、肌の露出がNGな宗教施設や寺院もあります。特にバンコクの「ワット・ポー」や「ワット・プラケオ」、バリ島の寺院などは服装チェックが厳しいことも。
肩や膝が隠れる服装が必要なので、大判のストールやロングスカートを一枚持っておくと非常に便利です。羽織れば一瞬で「マナー対応OK」な服装になるので、持っておいて損はありません(ちなみに、これら宗教施設の周辺には売店も多いため、現地での購入という選択肢もありです)。
日差し・虫対策も服でできる!長袖・ロングパンツで防御
熱帯エリアの日差しは、日本の真夏よりも強烈。しかも虫が多いエリアでは、肌の露出を避けることが虫刺され予防にもなります
通気性のある長袖シャツやロングパンツを選べば、日焼けや虫刺され対策にちょうどよく、かつそこまで暑さを感じずに済みます。特に自然の多い地域を訪れる場合は必須です
熱中症対策として、帽子やサングラスも必須アイテムです。アウトドア派の人は、アームカバーやネックガードなどのUV対策グッズもあると便利ですよ。
常夏地域の旅行にあると便利な旅グッズ
現地での服装だけでなく、旅行中を快適にする小物類にも注目です。特に以下のようなアイテムは、「持ってきて良かった!」と感じることが多いです。
折りたたみ傘・撥水バッグ

特に雨季や暑季の東南アジアでほぼ毎日あるのが、スコール。本当に数分前までは快晴だったのに、急に雲行きが怪しくなったと思えば、滝のような雨が短時間で降ってきます。
少なくとも、折りたたみ傘は持ち歩いておくといいでしょう(ポーチに入るサイズのものもあります)。また、持ち物が濡れないよう撥水性のあるリュックやトートバッグを持っておくと中身を守れて安心です。
小さめのウエストポーチ・ボディバッグ
貴重品を肌身離さず持ちたい時には、体に密着するタイプのポーチが便利。服と下着の間に巻いておけば、手をふさぐことなくスマホやパスポート、少額の現金などを持ち歩けます。防犯にもなりますし一石二鳥です!
コンパクト洗濯セット

数日の滞在なら旅行中に簡単な洗濯ができると、持っていく服の量を減らせます。旅行用洗剤、速乾ハンガーなどを揃えておくと、連泊も快適になります。
虫除けスプレー

熱帯の国では、蚊や虫によるトラブルも無視できません。ただ数が多いだけではなく、デング熱などの日本では珍しい病気を持っている可能性もあります。ただ、現地の虫除けは強すぎることもあるので、日本製の肌に優しいスプレーを持っていくと安心です。
まとめ|薄着だけじゃダメ!気候と文化に合わせて快適&安全な服装を
熱帯の国に行くとなると、「とにかく薄着で涼しければOK!」と思いがちですが、実際には暑さだけでなく、冷房・日差し・宗教マナー・虫などさまざまな環境に対応できる服装が求められます。
ちょっとした準備や持ち物の工夫で、旅行の快適さは大きく変わります。ぜひこの記事を参考に、現地で快適に過ごせるスタイルを整えて、楽しい旅を満喫してくださいね。
コメントを残す