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海外旅行で注意したい治安と犯罪対策:日本人が狙われやすい理由と7つのできること


こんにちは!海外旅行マニアの賢太です。

海外旅行ってワクワクしますよね。新しい文化、美味しいごはん、非日常の景色…そんな体験ができるのが海外の魅力です。でも、その一方で気をつけたいのが「治安」の問題です。

このブログでも何度か言っていますが、日本は本当に世界一治安の良い国だと思っておいたほうがいいです。普段の感覚のままで海外に行くと、「え、こんなことあるの?」と驚くようなトラブルに巻き込まれてしまうことも。

この記事では、日本人が海外で遭遇しやすい犯罪とその対策方法についてまとめました。僕は実際にこれらを実践した結果、海外でものを盗まれたりしたことは一度もありません。「旅行を楽しみつつ、しっかり自分の身を守る」ための知識として、出発前にぜひ目を通しておいてください。

日本人が海外で遭遇しやすい軽犯罪6選

いきなり怖がらせるような話になりますが、まず知っておいてほしいのが、「日本人は狙われやすい」という現実です。

その理由は簡単で、日本人は“お金を持っていて、警戒心が薄く、自己主張が苦手”と思われているからです。つまり、犯罪者側からすると格好のターゲット。

とはいえ、いきなり暴行されたり、命の危険に晒されることは、よほど治安が悪い場所に行かない限りは稀です。多くの場合は、スリや詐欺などの軽犯罪が中心です。以下に、よくある6つの事例を紹介します。

1. スリ・置き引き

これは定番中の定番ですね。観光地や駅などの人混みで、バッグやポケットの中から財布やスマホを抜き取られるパターンが多いです。

特に、スマホを見ながら歩いていたり、荷物を足元に置いたまま休憩していたりすると、狙われやすくなります。

2. ひったくり・強奪

バイクや自転車、あるいは走ってきた人にバッグやスマホを奪われて、そのまま逃げられるというケースもあります。スマホを手に持って操作していると、それをそのまま奪われることも。

3. 詐欺(ぼったくり・偽警官・偽職員)

よくあるのが、「親切そうな人」が近づいてきて、チケットを格安で売ってきたり、警察官を装ってパスポートをチェックしてくるという手口。実際には偽物で、お金や情報を抜き取られてしまうこともあります。

4. クレジットカードのスキミング

店舗やATMに細工がされていて、クレジットカードの情報を読み取られてしまうという犯罪もあります。知らない間にカードが使われ、後で請求を見てびっくり…なんてことも。


5. 偽タクシー・白タク

空港や駅前などで「タクシー?」と声をかけてくる人には注意。正規のライセンスを持たないタクシー(いわゆる白タク)に乗ると、法外な料金を請求されたり、遠回りされたりする危険があります。最悪の場合は所持品を奪われるケースも。

6. 強引な客引き・バーやマッサージ店のトラブル

観光客を狙っているバーやマッサージ店などでは、サービス後に高額な料金を請求されることもあります。「支払うまでパスポートを返さない」と脅されたり、複数人で囲まれたりして、身動きが取れなくなることも。

犯罪に遭わないための7つの対策

では、こうしたトラブルを避けるためには、どんな対策をすればいいのか。大げさなことをしなくても、ちょっとした意識と準備でリスクはぐっと下げられます。ここでは、すぐに実践できる対策を6つ紹介します。

1. 貴重品は分散して持つ

財布・パスポート・クレジットカードなどの貴重品を1か所にまとめておくのは危険です。

できればバッグ、服のポケット、ホテルのセーフティボックスなど、複数の場所に分けて保管しておきましょう。予備のカードや現金を少し分けておくだけでも、被害時のダメージを軽減できます。

2. 夜間や人気のない場所を避ける

夜になると治安が悪化する地域は多いです。一人での夜間行動や、人気のない裏道などは極力避けましょう。

どうしても夜に移動が必要な場合は、信頼できるタクシーを使うか、UberやGrabなどの配車アプリを使うのがおすすめです。

3. 服装と持ち物に気をつける

ブランド物のバッグやアクセサリー、大きなリュックなどは「観光客です!」と自己紹介しているようなものです。

できるだけ地味めな服装を心がけ、持ち物も最小限にしておくことで、狙われにくくなります。宗教的な理由で露出が好ましくない国では、現地の文化に配慮した服装も重要です。

4. スマホや地図を見ながら歩かない

スマホやガイドブックを見ながら歩くと、完全に周囲への注意が散漫になります

地図や情報を確認したいときは、できればカフェや店内などで立ち止まって確認するようにしましょう。どうしても外で使う場合は、周囲の安全を確保してから。

5. 少しでも怪しいと思ったらすべて「No」でOK

海外では、知らない人に急に話しかけられる=何かのトラブルの入口と思っていいくらい、性悪説になっていいです。

優しそうに見えても、親切そうでも、安易に話に乗ってはいけません。勇気を持って「ノーサンキュー」と軽く断るだけでOK。とにかく相手にしないのが一番の防御です。

6. モノでセキュリティを強化する

セキュリティポーチ(体に密着させるタイプ)や、バッグに付ける南京錠、リュック用のロックワイヤーなど、「盗まれにくい状態を作る」ことも大事です。

多少の出費はあっても、それで貴重品を守れるなら安い投資です。



7. 海外旅行保険に加入する

犯罪を完全に防ぐことはできません。万が一の時に備えて、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。

特に「携行品損害補償」がついているプランを選べば、盗難や破損に対して一定の補償が受けられます。盗まれてからでは遅いので、出発前に忘れずにチェックしておきたいところです。

まとめ|備えは万全に、でも旅行は楽しもう

ここまで読むと、「え、海外ってそんなに危ないの?」と少し怖くなってしまうかもしれません。でも、必要以上にピリピリする必要はありません。

しっかりとした対策をしておけば、大きなトラブルに巻き込まれる確率はぐっと下がります。そして何より忘れてはいけないのは、異国だからといって、みんな同じ人間だということ。現地の人の多くは親切でフレンドリーです。

異国の地での体験は、少しの緊張感と引き換えに、かけがえのない思い出を与えてくれます。安全対策はきちんと取った上で、その国ならではの魅力や出会いを存分に楽しんでくださいね!


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