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海外旅行での飛行機の取り方は?初心者でもわかる航空券予約方法を解説!


こんにちは!賢太です。

今日は、海外旅行の最初の登竜門である「航空券の取り方」について解説していきます!

初心者にもわかりやすく、細かくステップに分けて説明しますので、ぜひじっくり読んでいってください。

ステップ0:航空券予約前の事前準備

航空券予約の前に、いくつか準備すべきものがありますので確認しておきましょう。

①日程・渡航先を決める

これが決まっていないと何も始まらないですからね。

おすすめの行き先は、別の記事にもまとめてあるので、ぜひ覗いていってくださいね。

せっかくの初海外旅行、思いっきり楽しめる行き先にしましょう!

②パスポートを準備する

パスポートがなくても航空券予約ができないことはないのですが、多くのサイト・航空会社でパスポート番号の入力が求められます。

パスポートを持っていないor有効期限切れの場合は、都道府県の担当窓口から申請しましょう。

今は一部地域ではオンラインでの申請も可能です。

また、意外と抜け穴になりやすいのが、有効期限が一定期間以上残っていないと入国できない国があること。

特にタイやシンガポールなどの東南アジア諸国は、入国時点で残存有効期間が6ヶ月以上ある必要があります。

渡航先の条件を必ず確認し、満たしていない場合はパスポートを更新してください。

申請から受領まで、最大で2週間ほどかかりますので、余裕を持って準備しておきましょう。

また、もうひとつ気をつけるべきなのがビザ要件です。

特に主要国で言えば、アメリカカナダオーストラリアイギリスではESTAやETAなどといった渡航認証が必要になります。

渡航認証は厳密に言えばビザとは異なりますが、これらの国ではこれなしでは入国させてもらえませんので、必ず渡航3日前カナダの場合は15日前)までに申請しておきましょう。

幸い、日本国籍の場合は数週間程度の観光目的での滞在の場合はビザが不要な場合が多いですが、念のため早めに確認しておくといいでしょう。

③支払い方法の準備

支払い方法もサイトや航空会社によって異なりますが、最も確実なのはクレジットカードもしくはデビットカードです。

国際線の航空券は数万〜数十万円かかる場合がほとんどですし、もし複数人分のをまとめて予約するとなると、それなりに限度額に余裕を持つ必要があります。

特に学生さんの場合は限度額が足りない場合もあると思いますから、可能であればあらかじめ親御さんなどと相談しておくといいでしょう。

ステップ1:航空券を検索する

同日程・同都市間であっても、便によって時間帯や価格は当然大きく異なります。

最初から特定の旅行サイトや航空会社から選ぶと、最適な便が見つからない可能性が高いです。

「この会社がいい!」などのよほどのこだわりがない場合は、比較サイトを使って、複数の便を比較しましょう。

おすすめの比較サイトはSkyScannerです。

出発地、目的地、往路出発日、復路出発日を入力すれば、複数の便の時間帯や価格を比較することができます。

基本的に、旅行中に長距離移動などがない限りは、航空券は往復券を購入しましょう。

片道と往復で価格や条件が大きく変わることはありませんし、観光目的での入国の際は帰りの便の航空券情報の提示も求められることがあるからです。

ステップ2:価格・条件を比較し、便を決定する

比較サイトで検索したら、まずは価格を比較しましょう。

価格は、主に以下の要素によって左右されます。

・直行便か?乗り継ぎありか?

・航空会社はどこか?(LCC/レガシー、日系/外資系)

・発着時刻が何時ごろか?

・発着空港はどこか?

・サービス(受託荷物制限や機内食、キャンセル料金など)

1つ1つを詳しく見ていきましょう。

①直行便or乗り継ぎあり

一般的に、直行便の方がフライト時間は短い代わりに、航空券の料金は高くなる傾向にあります。

お金を節約したい場合は、圧倒的に費用が少ない乗り継ぎ便の方がいいでしょう。

ただし、乗り継ぎがどこか何時から何時までの何時間か、というのはあらかじめ確認しておきましょう。

乗り継ぎ時間が長いと、ただでさえフライトの疲れが残っているのに空港の固い椅子で長時間を過ごすハメになりますし、短すぎても空港内をダッシュすることになります。

乗り継ぎ便を選ぶ際は、価格のみならず、当日の体力や時間的な余裕なども想定するようにしましょう。

②航空会社

正直、僕はあまり気にしないのですが、飛行機というのは長時間を身動きをとらずに過ごす空間ですから、こだわりたい人はしっかりと見極めておいた方がいいでしょう。

おおまかに、航空会社にはLCCorレガシーキャリア日系or外資系という二軸の分け方があります。

LCC:格安航空会社。圧倒的に低価格だが、座席が狭く、サービスも簡素化されている(ドリンクや機内食が有料の場合も)傾向にある。(例)Peach、ZIPAIR、ジェットスター、エアアジアなど

レガシーキャリア:格安ではない航空会社。価格は高めだが、座席が気持ち広かったり、サービスが充実していたりする傾向にある。(例)ANA、JAL、大韓航空、デルタ航空など

日系:文字通り日本の会社によって運営される航空会社。機内放送やCAはほとんど日本語対応。日本人にとっては安心だが、価格が高い場合もある。(例)ANA、JAL、Peach、ZIPAIR、ジェットスターなど

外資系:文字通り海外の会社によって運営される航空会社。機内放送やCAは日本語が通じない場合も(英語は通じる)。同クラスの日系に比べると価格が低い場合もある。(例)大韓航空、デルタ航空、エアアジアなど

③発着時刻

出発時刻や到着時刻次第で、現地での過ごし方や活動時間が大きく変わります。

注意しておきたいのは、表示される時刻は「出発する時刻は出発地点」の、「到着する時刻は到着地点」のものであること。

また、到着時刻の隣に「+1」と書いてあることがありますが、これは「日をまたいでの到着」という意味になるので、見逃さないようにしておきましょう。

例:「BKK23:45-NRT07:30(+1)」という表示の場合

→バンコクのスワンナプーム空港をタイ時間の23:45に出発、成田空港に日本時間の翌日07:30に到着。

また、深夜での発着は交通手段が少なかったり、海外では治安面で心配があったりしますから、必ずホテル-空港間の移動手段(日本の場合は自宅-空港間)も予約前に確認しておくといいですね。

④発着空港

空港は都市名で表記されることもありますので(例:羽田であれば「東京」)、具体的にどの空港に発着するかを事前に調べておきましょう。

あまりないとは思いますが、出発当日になって「本当は成田なのに羽田に来てしまった!」となったら洒落になりませんしね。

海外でも、特に大都市の場合は同じ都市に複数の空港があることが多いです。(例:台北なら「桃園」と「松山」、バンコクなら「スワンナプーム」と「ドンムアン」)

全部がそうというわけではありませんが、新しく大きな空港は国際線の便数が多い代わりに、都市部や観光地からは少し遠いことが多いです(まあ数十分の差ですし、入国審査にもそれなりに時間が取られますから、誤差の範囲ですが)。

⑤サービス(受託荷物制限や機内食、キャンセル料金など)

詳しいサービスについては、比較サイトの時点で知るのは難しく、基本的に実際の予約サイトor航空会社のサイトに行かないとわからないことが多いです。

ただ、LCCの場合、受託手荷物(スーツケースを機内に持ち込むのではなく預けるサービス)は数千円の有料オプションであることが多いです。

また、レガシーキャリアでは長時間フライトの場合機内食はデフォルトでついてくることが大半ですが、LCCでは10時間以上のフライトだろうが有料オプションの場合もあります。

また、キャンセル料がいつまでいくらか、というのも確認しておきましょうね。

当然、直前までキャンセル料が低い場合はそもそもの航空券の価格は高くなります。

「LCCでこれらの有料オプションをすべて加えると、結局はレガシー系の方が安く済んだ」、ということもなくはないですから、自分の好みなどに合わせて最適な便を選びましょう。

ステップ3:航空券を予約する

便を決めたら、サイトに入って航空券予約を完了させましょう。

①サイトにて情報を入力

さあ、サイトのページに移動したら、いよいよ情報の入力に入ります。

ここからはサイトによってやることが異なりますが、氏名やメールアドレスなどの基本的な個人情報の他に、一般的に次の2つの入力が求められます。。

・パスポート番号

・クレジットカードもしくはデビットカード情報

いずれもステップ0にてすでに確認・準備はしているとは思いますが、手元において正確に入力するようにしましょう。

②メールにて予約詳細を受け取る

予約を確定し終わったら、メールに予約内容がしっかり届いているかを確認しましょう。

もし、受信ボックスに入っていない場合は、迷惑メールフォルダに入っていないかなどを確かめてください。

届いている情報を確認し、間違いがないようであれば、メールの内容をPDF保存orスクリーンショットしておくことをおすすめします。

あとで確認したくなった時などにわざわざメールの受信履歴をさかのぼるのは面倒ですし、オフラインで見れるようにしておけば、いざネットが弱い場所でも安心ですからね。

ステップ4:出発前までにすること

①予約後〜搭乗数日前:座席指定(可能な場合)

座席指定に関するポリシーは、航空会社によって異なりますから、予約直後に確認しておくようにしましょう。

座席指定が可能な場合は、なるべく早めにしておきましょう。

一般的に快適とされる席は以下の通り。

非常口や壁の近く:前に座席がないため、足場が広くリラックスできる。ただし、非常口の近くの場合は緊急時に協力を要請されることもある。また、子どもは座らせてもらえないことが多い。

通路側:トイレなどで席を立つ時に、わざわざ隣の人に配慮せずに済む。また、CAなどにも声をかけやすい。

窓側:景色がよく見え、壁に寄りかかってリラックスすることもできる。ただし、トイレなどの際は隣の座席の人への配慮が必要。

飛行機の前方:一般的に前方にはほぼ確実に出入り口があるため、到着時には長時間待つことなくスムーズに空港に降り立つことができる。

②搭乗数日前〜数時間前:オンラインチェックイン

飛行機に乗る前には、必ずチェックイン(搭乗手続き)が必要になります。

最近の航空便では多くの場合オンラインチェックインが可能ですから、必ず予約時に送られてくる情報を確認し、オンラインチェックインができるタイミングを把握しておきましょう(一般的に搭乗の48もしくは24時間前以降)。

やり方は航空会社などによって異なりますが、基本的にはスマホ単体で簡単にできる手続きです(場合によってはオンラインチェックイン時に座席指定を行うこともあります)。

チェックインが完了すると、オンラインの搭乗券が発行されます。

なお、一部でオンラインチェックインができないパターンもありますので、その場合は空港カウンターにてチェックインをする必要があります。

③空港到着時刻を確認

一般的に、国際線の場合は飛行機の出発時刻の2〜3時間前には空港に着いておくことが望ましいです。

(空港カウンターでのチェックインの場合は、出発の3時間以上前に空港に着いておくと安心です。)

当然のことですが、出発当日に何時に家を出るべきかを早めに確認しておきましょう。

特に国際線は早朝とか深夜に出発する便もありますから、余裕を持って利用できる公共交通機関は必ず把握しておくといいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

意外とやることが多くて面食らっている方もいるかもしれませんが、こちらに書いた内容は相当念入りに比較検討・予約する場合の手順ですから、そこまで気負わなくても大丈夫です。

航空券予約は海外旅行準備の第一歩です!

現地で最高の時間を過ごせるよう、今後もあなたの力になれたらと思います!


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