こんにちは!
賢太です!
今日は、主に海外旅行初心者に向けて、「渡航前にやるべき準備」を手順に沿ってわかりやすく解説します。
これを読めば、抜け漏れなく安心して海外旅行デビューできること間違いなし!
ではいきましょう!
その1:行き先を決める
これがないとまず計画すらも始まりませんからね。
仮に行き先すらも決まっていない場合、賢く考える順番はこんな感じ。
①日程を決める
長期休みや祝日がいつか、仕事でどれくらい休みが取れそうか、などに基づいて、まずはいつからいつまで海外旅行に行くかを決めましょう。
②目的を決める
海外旅行にも、楽しみ方は様々にあります。
文化財や美術館などの観光がしたいか、リゾート地などでのんびりしたいか、クラブやバーなどのナイトライフを楽しみたいか、など、どんな形態で楽しみたいかを決めましょう。
やりたいことによって、渡航先や予算は変わってきます。
もちろん、ひとつに絞る必要はありませんので、こだわりがない場合はここはざっくりとしておきましょう。
③予算を決める
日程や目的を決めたら、自分のふところ事情を踏まえて予算を決めましょう。
例えば同じリゾート地でも、ハワイとセブ島ではかかるお金が全然違いますからね!
予算別のおすすめ旅行先なども、今後のブログで発信していきますね!
④渡航先を決める
さて、最終的に決めるのが渡航先。
日程、目的、予算を元に、最適な渡航先を決めましょう。
国から決めてもいいですし、都市から決めてもいいと思いますから、じっくり悩んでください。
悩むだけでもすでに楽しいはず!
その2:パスポート・ビザの確認
パスポートやビザは、入国するのに欠かせないものです。
当たり前のようですが、有効期限の条件や渡航認証が必要な国など、意外な落とし穴がありますので、よく確認しておきましょう。
パスポートについて
出入国のみならず、航空券予約の際にもパスポートはあった方がいいです。
(なしでもできないことはないのですが、あった方が圧倒的に楽だし安心です。)
パスポートを持っていないor有効期限切れの場合は、都道府県の担当窓口から申請しましょう。
今は一部地域ではオンラインでの申請も可能です。
また、意外と抜け穴になりやすいのが、有効期限が一定期間以上残っていないと入国できない国があること。
特にタイやシンガポールなどの東南アジア諸国は、入国時点で残存有効期間が6ヶ月以上ある必要があります。
渡航先の条件を必ず確認し、満たしていない場合はパスポートを更新してください。
申請から受領まで、最大で2週間ほどかかりますので、余裕を持って準備しておきましょう。
ビザ・渡航認証(ESTA・ETAなど)について
また、もうひとつ気をつけるべきなのがビザ要件です。
特に主要国で言えば、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスではESTAやETAなどといった渡航認証が必要になります。
渡航認証は厳密に言えばビザとは異なりますが、これらの国ではこれなしでは入国させてもらえませんので、必ず渡航3日前までに申請しておきましょう。
幸い、日本国籍の場合は数週間程度の観光目的での滞在の場合はビザが不要な場合が多いですが、念のため早めに確認しておくといいでしょう。
その3:航空券を予約
行き先を決め、パスポートやビザについて用意ができたら、航空券を予約しましょう。
利用する航空会社などが決まっていない場合は、まずは様々な便の比較が見れるSkyScannerというアプリで検索することをおすすめします。
現地にいる間に飛行機で移動する予定がない場合は、基本的に往復便を取ってしまいましょう。
航空券予約の際に注意しておきたいポイントは主に4つ。
①発着時刻
出発時刻や到着時刻次第で、現地での過ごし方や活動時間が大きく変わります。
注意しておきたいのは、表示される時刻は「出発する時刻は出発地点」の、「到着する時刻は到着地点」のものであること。
また、到着時刻の隣に「+1」と書いてあることがありますが、これは「日をまたいでの到着」という意味になるので、見逃さないようにしておきましょう。
例:「BKK23:45-NRT07:30(+1)」という表示の場合
→バンコクのスワンナプーム空港をタイ時間の23:45に出発、成田空港に日本時間の翌日07:30に到着。
また、深夜での発着は交通手段が少なかったり、海外では治安面で心配があったりしますから、必ずホテル-空港間の移動手段(日本の場合は自宅-空港間)を予約前に確認しておくといいですね。
②発着空港
これを間違えることはあまりないとは思いますが、空港は都市名で表記されることもありますので(例:羽田であれば「東京」)、具体的にどの空港に発着するかを事前に調べておきましょう。
出発当日になって、「本当は成田なのに羽田に来てしまった!」となったら洒落になりませんし、海外でも大都市の場合は同じ都市に複数の空港があることが多いですからね。
③直行便or乗り継ぎあり
一般的に、直行便の方がフライト時間は短い代わりに、航空券の料金は高くなる傾向にあります。
お金を節約したい場合は、圧倒的に費用が少ない乗り継ぎ便の方がいいでしょう。
ただし、乗り継ぎがどこか、何時から何時までの何時間か、というのはあらかじめ確認しておきましょう。
乗り継ぎ時間が長いと、ただでさえフライトの疲れが残っているのに空港の固い椅子で長時間を過ごすハメになりますし、短すぎても空港内をダッシュすることになります。
乗り継ぎ先でどう時間を使うかも、事前に考えておくといいかもしれませんね。
④航空会社
正直、僕はあまり気にしないのですが、飛行機というのは長時間を身動きをとらずに過ごす空間ですから、こだわりたい人はしっかりと見極めておいた方がいいでしょう。
おおまかに、航空会社にはLCCorレガシーキャリア、日系or外資系という二軸の分け方があります。
LCC:格安航空会社。圧倒的に低価格だが、座席が狭く、サービスも簡素化されている(ドリンクや機内食が有料の場合も)傾向にある。(例)Peach、ZIPAIR、ジェットスター、エアアジアなど
レガシーキャリア:格安ではない航空会社。価格は高めだが、座席が気持ち広かったり、サービスが充実していたりする傾向にある。(例)ANA、JAL、大韓航空、デルタ航空など
日系:文字通り日本の会社によって運営される航空会社。機内放送やCAはほとんど日本語対応。日本人にとっては安心だが、価格が高い場合もある。(例)ANA、JAL、Peach、ZIPAIR、ジェットスターなど
外資系:文字通り海外の会社によって運営される航空会社。機内放送やCAは日本語が通じない場合も(英語は通じる)。同クラスの日系に比べると価格が低い場合もある。(例)大韓航空、デルタ航空、エアアジアなど
その4:宿泊予約
航空券が取れたら、ホテルなどの宿泊先を予約しましょう。
宿泊予約に際し、どのサイトを使うべきか?は非常に迷うところ。
人によってやり方は十人十色ですが、僕は簡単に次の手順で進めます。
①Googleマップで検索
まずは、Googleマップのアプリを開いて、探す目的のものを検索しましょう。
例えば台北のホテルなら、単純に「台北 ホテル」みたいな感じで。
すると、いくつかの候補が地図上に赤く表示されます。
宿泊期間と人数を入力すると、1泊1部屋あたりのだいたいの価格が出てきますので、予算等に応じて気になるところをピックアップし、詳細を開いてみましょう。
②レビュー・立地などを見る
まずは実際に泊まった人のレビューを見てみましょう。
レビューは予約サイト独自のものもありますが、個人的にはGoogleマップのレビューは件数が多く、サクラが効きにくいので、最も信頼できると思っています。
(海外ホテルに限らず、国内や飲食店などについても同様。)
また、意外と重要になるのが立地。
行ったことのない都市だとよくわからないとは思いますが、ホテルの説明やレビューには必ず立地について触れているものがある(観光地へのアクセス、コンビニ・駅からの近さ、周辺の治安など)はずですので、絶対に確認しておきましょう。
③予約サイトを選んで、予約
Googleマップで検索している場合は、各予約サイトの料金が表示されるはずです。
Expedia、Agoda、Hotels.comなど、色々なサイトがありますが、個人的に初心者におすすめなのはBooking.comですね。
登録されている宿泊施設の数が多いですし、キャンセル無料のプランが多く、UI的にも使いやすい印象です。
海外のホテルについては掲載数が少ないですが、楽天トラベルなどの日系サイトは日本語の情報が充実していますし、初心者にはより安心です。
価格は、食事ありorなし、ダブルベッドorツインベッド、キャンセル無料の期限などによっても異なりますので、その辺の条件はもれなく確認してから予約するようにしましょう。
その5:海外旅行保険に加入
これなしで海外旅行に行けないことはないのですが、海外旅行保険には絶対に入ってください。
海外は慣れない土地ですし、日本にはないようなリスクが原因で、思わぬ怪我や事故、病気に直面することも珍しくありません。
その場合、一度の治療や入院で数百〜数千万円請求されるなんてことはザラにあります。
(国や状況によっては、保険に加入していない場合治療すらも受けさせてもらえない可能性もあります。)
海外旅行保険は1日あたり数百〜1000円程度で、それだけで万が一のリスクの際も安心なわけですから、入っておいて絶対に損はないです。
そんなに大事な海外旅行保険ですが、加入するのは簡単です。
多くの会社の場合、飛行機での出発前までにオンラインで購入するだけで済みます。
また、持っているクレジットカードにデフォルトで海外旅行保険が付帯されている場合もありますので、自分が持っているカードにどのような条件の保険が付いているか、渡航前に調べておくといいでしょう。
その6:持ち物の準備
予約関係をすべて終えたら、持ち物の準備をしましょう。
以下に、海外旅行ならではの準備すべきor気を付けるべき持ち物を簡単にまとめておきましたので、確認してみてください!
(当たり前なので下には書いていませんが、パスポートは絶対に忘れずに!)
バッグについて
海外旅行にどんなバッグを持っていくか?は意外と大事なところ。
まず、乗る航空便によって荷物制限が異なるので、事前に確認した上で決めましょう(特にLCCは預け荷物が有料の場合が多いです)。
海外旅行といえばスーツケースのイメージですが、1週間以内や暑いところ(薄着で済むので服がかさばらない)への旅行とかだと、意外と大きめのリュック1つで済む場合もあります。
余計な物を持ってしまうとその分体力を削りますし、盗難のリスクなどもありますから、持ちすぎには注意しましょう。
お金について
お金事情は国によって大きく異なります。
特に、現金がどれくらい必要かはチェックしておきたいところ。
途上国などではクレジットカードにあまり対応していないところもありますし、逆に現金を持ちすぎると盗難などに遭うリスクになります。
クレジットカードやデビットカードのキャッシングを使えるところもありますが、不慣れな人は日本円の現金を持って行って、現地の両替所で現地通貨に替えてもらうのが1番安心です。
(日本で両替することも可能ですが、レートは現地の方が圧倒的に有利です。逆に現地通貨が余った場合は、帰国後に日本円に両替してもらいましょう。)
セキュリティ対策について
ほとんどの国の場合、スリや置き引きに合う可能性は日本よりも高いです。
はっきり言って、日本は世界一治安のいい国(少なくともそう思うべき)です。
持ち物を準備する時点でできる対策は主に次の3つ。
①派手な服装やブランド物のバッグ・時計などは持たない
②お金などの貴重品は、バッグの奥など、取り出しにくいところに入れておく
③セキュリティポーチを持っていく
セキュリティポーチとは、パスポートやお金などの貴重品を入れておける小さなポーチのことで、首からぶら下げたり腰に巻きつけたりするものがあります。
非常に軽量で体に密着する形のため、ポケットや大きめのポーチに入れておくよりもはるかに安全です(僕も海外旅行時は毎回持ち歩いています)。
ECサイトで1000〜3000円くらいで売っていますし、単純に普段のお出かけなどでも使えるものですから、買っておいて損はないでしょう!
薬・衛生について
海外には日本ではかかりにくいような感染症や食中毒があるのに加え、ただでさえ体力を消耗しますから、体調を崩すことは珍しくないです。
そういった時に、日本から薬などを持ってきておくと安心です(現地でも手に入らないことはないですが、海外のものは強すぎたりと、体質的に合わないこともあるので)。
持って行っておくと安心なものをざっとまとめておきました!
・解熱鎮痛剤:熱や痛みを伴うあらゆる病気・ケガに有効
・胃薬・整腸剤・下痢止めなど:食中毒や胃腸炎の際に有効
・虫除け:特にマラリアやデング熱の多い熱帯地域には必須
・絆創膏:日本のものは質がいい、靴擦れなどにも有効
・抗菌シート・ウェットティッシュなど:食事の時などに安心(海外ではおしぼりや手を洗う機会が少ない)
・痛み止めや生理用品など(女性):海外のものは合わないことも
持ち込んではいけないものについて
一部の国では、特定の物について持ち込みが制限されていることもあります。
違法薬物のような当然ダメなものだけでなく、意外なものも結構あります。
これらを持って入国すると、没収や罰金、最悪逮捕されることもあるので、事前にHPや航空会社などで確認しておきましょう。
以下に、主流な持ち込み禁止物をまとめておきました。
・電子タバコ:タイやシンガポール、台湾などで禁止
・偽ブランド(コピー品):フランス、イタリアなどで禁止
・一部食品:肉類(加工品含む)は多くの国で禁止、ドリアンは東南アジア諸国で禁止
・一部医薬品:コデイン(鎮痛剤)、エフェドリン(風邪薬)、メラトニン(睡眠薬)は一部の国で禁止
・ポルノ関係(雑誌、ビデオなど):多くの国で禁止
まとめ
以上、海外旅行の際、渡航前に準備すべきことをまとめました!
国内旅行などに比べるとやることも多いですから、行くと決めたら早め早めからの準備を心がけましょう。
最大の目的は楽しむこと!
海外旅行には慣れないことや多少のリスクも伴いますが、それまでも楽しむ気持ちで準備に臨みましょうね!
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